島村楽器のお題「楽器に関する思い出」

自分はトロンボーンをやってるんだけど、「楽器に関する思い出」なら現在進行形で進んでいるな。楽器を媒介にして、音楽を通じて、無数の人とつながりができた。それは過去の思い出レベルにとどまらず、まごうことなき自分の一部である。


中学に入ったときに友達に誘われる形で入ったオーケストラ部。中高一貫なので、高校までずっと続けて毎日部室に行った。どこからともなくヴァイオリンでショスタコの四番の旋律が流れてくるような部室だった。けどそんなマニアックな曲の良さもわからん俺は、もう部活の後の野球が楽しみでしょうがなかった。

まあ演奏スタイルもみんな自由で、ノリだけは一流なオケだった。



大学に入ってからはテニスをやるか迷ったんだけど、結局中高の連中のつながりもあってオケを続けることに。

ここはコアなクラシックオタクはいない。むしろ俺が一番聴いてるくらい。その代わり、みんながお互いの音を聴きあう。けど、やっぱりいまいちまとまりがでてこない。




自分の音楽の最初はガッコのリコーダーで笑

まあとうぜん基礎がなってないもんで、かなり古株になったんだけどまだまだ良い耳はできあがっていなくて、とても指導するには至らない。そんな中、周りの厚意に甘えて恥をさらしながら今でも大学でやらせてもらってる。でも、両極端な音楽の楽しみかたを垣間見たおかげで、そういうよさを伝えることはできると思う。




能力のないフィールドへ飛び込んでそこでやっていくのは苦労の連続である。それもよせばいいのに、音楽である。はた迷惑なことだとおもう^^;

楽器から出た音というのは、それが結果のすべてである。それがそのままその人の楽器・音楽に対する思いの答えで、言い訳は聞かないし、取り返しもつかない。しかし、ルールは楽譜にのっとる限り基本的には自由で、場合によっては楽譜からの結構な逸脱も許される。

耳に心地よければそれが正解。そんな勝手なルールなのに、複数人がその正解を共有するのがおもしろい。




ま、肝心の楽器を買った店は島村楽器じゃなくて植村楽器なんだけどね。
よければウクレレください^w^